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社員レポートStaff Report

管理会社の存在

佐藤 淳一
佐藤 淳一

 問題のないマンションの管理会社は特段評価されることもなければ悪く評価されることもないのでしょうが、滞納や老朽化などの問題を抱えたマンションの場合管理会社の対応には不満もでてきます。最近は管理費の削減等から管理会社を変更する組合もみられますが、問題があって管理会社を変更する組合もみられます。

 管理会社によっては非常に滞納に甘い会社もあり、回収意欲があるのか疑いたくなるようなマンションもあります。滞納があっても管理会社の懐が痛まないためか冷めた感じのところもあります。管理委託する側としては管理会社へ任せておけば滞納時の督促、回収ノウハウもあり安心だと思っているのでしょう。しかし、ある日突然「賃借人の水道料が3万円以上滞納して回収困難なので規約により所有者に支払い義務があります。」のようなことをいわれたら所有者はどう思うでしょうか?金額を聞いたらいったいいつから支払っていないのか、今までどんな督促をしたのか対応をきいてがっかりすることもあります。管理会社は最後は所有者から支払ってもらえるという安易な考えから督促も一生懸命していない場合が見受けられます。

 老朽化したマンションの修繕についても積極的に提案する会社と、管理組合にお任せの会社があります。組合員の中には建築関係の仕事に携わっていたり知識のある場合もありますが、大多数が建築に関して素人の場合が多いと思います。そんな時に頼りにするのが管理会社なのでしょうが積極的に提案してくれなければ組合員は自分達で調べなければなくなってしまいます。
 
 管理会社はアドバイザーとして期待される存在だと思いますのでもっと頑張って欲しいと思います。

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